5月26日 サッカーはチームスポーツ
5月26日(土)クラブユース4日目。相手は勿来フォーウィンズ。
残念なことではあるが、試合を通して「勝てる雰囲気」というものを殆ど感じなかった。
ゴールを奪う雰囲気、ボールを奪う雰囲気、そのどちらも感じなかったのだから1-6の敗戦は妥当だろう。
一人ひとりは頑張っていたと思う。
これはどの試合を見ても当たり前のように行えている。
でも、それなのになぜ勝てる雰囲気がしなかったのだろう。
相手が手も足も出ないくらいに強い存在だったからだろうか。
同じようにプレッシャーに行けばミスをし、ゴールを奪いに行けば守備の穴が生まれ、そして時間毎に規律も乱れる。
十分に闘える相手であったはずだった。
それならなぜ?
思い出して欲しい。
初戦の「JFAアカデミー」戦。2-4で負けはしたが勝てそうな雰囲気は十分に感じたし、何か起こりそうな気も常にしていた。
選手自身も充実した時間をフィールドの中で感じていたのではないだろうか。
一体、この試合にあって今日の試合に無かったものは何であったのだろう。
答えはそこにあるのだと思う。
我々の試合後、同じピッチではサンフッレクスがグループリーグ一位突破に向けてASペスカとの大一番を行っていた。
この試合にかけるサンフレックスの思いがフィールドの外にいる私にも非常に伝わってきた。
素晴らしい試合だった。どちらが勝ってもおかしくない、両チーム全てを出し尽くしたそんな試合だった。
サンフレックスは惜しくも2-3でこの試合を落とした。
試合後、クールダウンしているサンフレックスの選手たちは、下を向きうなだれ頭を抱えている。
敗戦をすぐに切り替えられる選手なんていない。
個人としてチームとして全てを出し尽くしたからこそ、その痛みは大きく、切り替えるには時間が必要なのだ。
しかし、彼らそして彼らのチームは確実に成長するであろう。ひと回りもふた回りも大きくなれるキッカケを掴んだのである。
一位の結果よりも大きいものを手に入れたのかもしれない。
どのスポーツでもそうだが、時に技術や戦術を上回る力が出ることがある。
しかしその積み重ねが、その個人・チームを着実にレベルアップしていってくれるのではないだろうか。
サッカーはチームスポーツ。一人ひとりが頑張るだけではひとつにはなれない。
1人の選手は10人の選手と繋がっていなければなりません。
10人の選手は1人の選手と繋がっていなければなりません。
「1人が10人のために、10人が1人のために」が Team Sports Soccer なのです。