7月10日 振り返り
県大会出場をかけた7日の「安積中学校」戦を1-0で制し、準決勝の「鏡石中学校」戦を迎えることとなった。
鏡石中とは以前、県南サッカー大会で対したことがあり、その時はPKで惜しくも敗れていた。
試合前、ベンチで私は自問自答していた。
こんなものだろうか。彼らの目標はなんなんだろうか。サッカーに対する情熱はこういうものだろうか。
どうしたいのだろうか。どうなりたいのであろうか。そして、サッカーが好きなのであろうか。
笑い声の聞こえる緊張感の無い彼らのアップを見つめながら、自分との温度差を計りかねていた。
「かなりリラックスしてるね」隣に座ったコーチの届かない一言を彼らはどう受け止めるのだろう。
緊張感の無いアップは試合開始前まで変わることは無かった。
誰か一人でも「集中していこう」と声を出して欲しかった。出て欲しかった。
誰が悪いと言うことでもない。
私にはみんな責任感が無いように見えた。
言われたようにアップをし、言われたように時間を守り、言われたように行動する。
感じることをやめる時間。ただひたすら周りに同化する。
たとえ感じたとしても、表情一つ変えず、また同化する。
試合内容はもうすでにどうでも良かった。
グランドの中で声を張り上げて叫んでいる。
無責任な要求ばかりだった。
身を隠す、逃げる、避ける、みんな無責任だった。
キャプテンを代える決断は簡単だった。
今はただ、彼の涙がこれからの力になってくれるのを祈るしかない。
彼らに問いたい。
あの時何を感じていたのですか?
そして、いま何を感じているのですか?